バグと同時に面倒なのは文章表記のミスである。一般的には誤字と脱字だが、ゲーム制作となると更なる問題が課せられることとなった。テストプレーヤーからの意見により、プレーヤーの年齢層を広げるためには漢字表記を常用漢字レベルまで下げる必要があるとのことである。
文章表記では漢字を得意とする者ほど余計な知識を使ってしまうから、こういう時はそれが仇となってしまうものである。普段小説を多く読んでいる人もさぞかし苦労することだろう。そもそも常用漢字レベルとはどれくらいのものか?といえば、常用漢字については文化庁の管轄で、HPにはその表がある。ちなみに最近更に追加されるニュースは報道されたが、それについてはどうなったか不明である。
現在の常用漢字表を見る限りでも、文章中にはかなり常用外の漢字を使っていることが発覚してしまった。よって現在大規模な修正が行われている。ただ、一部の常用外漢字はあえてそのまま残すことにした。俺・誰・鬱…等は常用漢字入りが決まっているらしいのでルビなしで使っている。末裔・嫉妬・魔窟…等はかな表記にするには違和感があるので、最初の登場時のみだがルビを入れた。賑わう・儲ける・億劫…等は意外にも常用外だったのでかな表記や他の言葉に置き換えた。又、漢字自体は表にあるのだが読み方が常用外というものも多数発見…これも修正の対象となった。具体的には予め・宜しく・し易い・し難(にく)い・辛い(つら)い…等。総合的に漢字をかなに変えるのは文字数が増えるわけで、限られたウィンドウ内ではレイアウトの変更も多発している。やれやれ、作業があまりに地味過ぎて一日がかりである。


